【熊本旅行記 ①】2019年12月、初めて九州&熊本に行ってきました!

雑記

 

母

この記事は【母】が書いています

「え?熊本行ってきたの?」

というタイトル記事ですが、昨年12月に仙台から初めて九州に飛んできました!

地元の友達には、

「え?本当に?」

と言われるほどに、東北から見たら九州は遠い存在。

今回ご縁をいただいて九州に行ってきましたが、東北にいるような似たような感覚があって、私はとても落ち着きましたよ。

 

旅行記も兼ねながらの投稿になりますが、不登校にもお役に立てる視点で書いていきますので、読んでいただけたら嬉しいです。

 

早速、内容に入ろうと思いますが、一人で旅行に出るのは実に20数年ぶり。

約10日間ほど、熊本を中心に滞在してきました。

ずっと家族中心の主婦生活が長かったのでね、こうして旅行ができるのも息子が成長した証でもあるし、家族の理解や応援があってのことですよね。

この気持ちは忘れずに持っておきます。

そして、以前の私なら楽しかった思い出に浸るところなのですが、それだと自己満足で終わってしまうので、そのいただいたエネルギーは良いものに変換できるように循環させていきますね。

 

旅行と不登校とは何の関係もないと思われるかもしれませんが、全然そんなことはありません。

どんな経験も全ては自分の人生の中のピースです。

不登校の経験もそう、一人旅の経験もそう。

楽しい経験も辛い経験も、私は一つ一つのピースを人生を進めるものに使いたい、そう思っています。

全てを統合して自分の人生なのですから、辛い出来事もご縁です。

 

では、まずなぜ今回熊本に行くことになったのか?

から話していきましょう!

(なんか、長くなりそうな予感・・・笑)

 

そもそも熊本にいくきっかけは何だったのか?

今回熊本にいきたい!と思ったのには、2つのことがありました!

  • 2019女子ハンドボール世界選手権の観戦
  • くまモン(私はくまモン好き^^)

この2つです。

 

 

この2つのことに心を動かされる人なんて稀かもしれませんよね?

それは承知の上ですが、私にとっては仙台を飛び出す勇気をもたらしてくれた2つのことでした。

 

なぜここまで気持ちが高まったかというと、やっぱり、ご縁、繋がりがあったから・・・と言えます。

なぜなら、おそらく2年前だったら私は熊本に行くまでの強い動機は持てていなかったと思えるので。

なぜ私の心が動いたのかについて、ちょっとだけ説明しますね。

 

高校時代、私はハンドボール部に所属していて、真っ黒になって練習に明け暮れていました。

私の代のチームは残念ながら良い成績も残せなかったんですけど、先輩、後輩は県内ではそこそこの成績を残して、私達も実業団チームに合宿に行ったり、他校と合宿をしたり、それなりに厳しい練習をしていたんですよね。

そして、当時の部活は昭和の縦社会を反映するかのように先輩は絶対的存在で、特に2つ上の先輩は「神」(笑)、話すこともできないような雰囲気でした。

 

そんな感じのままで高校を卒業し、私もハンドボールから離れ先輩方とも約30年くらい音信不通となっていたのですが、再会したのは監督が亡くなった時のお通夜の席。

20数年ぶりに再会を果たし、監督が再び繋いでくれたご縁と連絡先を交換するも、親交を深めるまでには至らずにおりました。

この状況が急展開したのが2年前のこと。

やはり体育会系が動くのは体育会的な出来事なのでしょう(笑)

2つ上の先輩から

「〇〇高OGチームでハンドボールのマスターズ大会に出ない?」

というお誘いが飛んできたんですよ(笑)

 

(ここだけの話・・・先輩も私もアラフィフ、はっきり言って無謀なお誘いです笑)

 

でもね、これが「やりたい!」と思ってしまった。。。

 

当時の気持ちは、体力面の心配より先輩と一緒にプレーできるんだという嬉しい気持ちの方が強かったですね。

というのも、高校時代はどうしても上の学年でチームを編成することになりますし、まして2つ年が離れると一緒に試合に出るなんてこともなくて、

「今逃したらチャンスはないかもなぁ」

とも思えたからです。

体力面には不安を抱えつつも、それは先輩だって同じなはず。

 

そんなこんなで、マスターズ大会に出場したのが一昨年の6月です。

まぁ、結果は敗戦で、体力の衰えを痛感するし、怪我もするし、身体面は散々(笑)

ただ、気持ち面は今までで一番充実していて、楽しくて、私にとっては最高の時間だったんですね。

 

さらに、

「ハンドボールって、こんなに楽しいスポーツだったんだ・・・」

と気付いたのもこの時。

 

学生時代は目的が勝つためだったし、練習はキツかったし、決して楽しいものではなかった。

でも、勝ち負けよりも、先輩とプレーできる喜びを優先した今回の参加は、本当に楽しかったのです。

 

つまり、何が言いたいかと言うと、

「私はやっぱりハンドボールが好きなんだな」ということです。

 

シンプルな答えです。

 

現在も年に1〜2度ある大会に向けて、OGチームでメンバーでマスターズ大会に出れたら良いね、と各々調整していて、ハンドボールが私の生活の中に入ってきている状況です。

(昔は先輩に引っ張ってもらっていた状況が、今は若い後輩たちに頼む!という状況ですけどね)

 

かなり長くなりましたが・・・

こうして私の生活の中にハンドボールが入ってくれば自然とアンテナも立つわけで、ハンドボール関連の情報も目にするわけですよ。

そして飛び込んできたのが、熊本で開催される「2019女子ハンドボール世界選手権」だったのです。

しかも、くまモン前面に出て宣伝してるしで(笑)

 

ハンドボール×くまモン

 

私にとってはありえない掛け算(笑)

「九州かー、遠いなー、でも、もう行くしかないでしょ!」

な気持ちで、チケットも予約発売日にとって、ホテルも予約しましたよ。

 

決断に迷いはつきもの。背中を押される事で進めることもある

人生では、やろうかやるまいか、行こうか行くまいか、申し込もうか見送るか、迷う時が誰でもあります。

これはよく言われることですけど、「迷った時はGO!!!」のサインのことも多いです。

 

 

心はそちらに行きたがっている、でも、勇気が出ない。

こんな感じですよね?

 

お金が用意できたら・・・

〇〇が整ってから・・・

 

現状を維持する自分を説得する言い訳が出てきて、心の声を抑えようとし、結局そのチャンスは逃がしてしまう。。。

 

このような経験を一度や二度していませんか?

 

 

見る人によっては私の10日間の旅行は小さな決断かもしれないけど、主婦である私にとっては10日も家を空けることはちょっと勇気を要する決断。

家族に迷惑をかけていいのだろうか・・・

お金もそれなりにかかるし・・・

そんな感情が湧き上がって、現状に維持するような自己説得も出てくるんですよね。

でも、このタイミングで、しかも日本で、それも熊本で、というチャンスは私が生きているうちにはおそらくないかもしれない。

そう考えた先が「予約」という小さな行動につながりました(笑)

気持ちは「とりあえず予約しておこう!」です。

 

何が言いたいかというと、決めるのが先ということ。

 

行くと決めるから、それに向けての準備ができるんですよね。

私の中ではもうすでに行くことがセットされた状態になっているので、

  • 家族にも話さないといけない。
  • どう伝えれば良いだろうか?etc

行く前提での準備をするようになるのです。

 

例えがどうかとは思いますが(笑)、

マグロを注文したら、回転レールの乗って目の前に届くという、回転寿司と一緒です。

マグロを注文すれば、それは目の前に届く!

 

それと同じで、

  • 最初に九州に行くということを注文する
  • 準備を重ねてその弁実が目の前に届く・・・みたいな(笑)

 

要するに、

  • 未来から現在を設定するイメージを持つこと
  • どれだけその現実が実現するかを自分が信じられるかということ

わかっていたことではありましたが、改めて決断の大切さを体験しました。

 

旅行とかはイメージしやすいですね。

比較的取り組みやすい事例だと思います。

 

普段の生活の中にいると、自分の生活圏の中で考えてしまいがちになり、なかなか大きな変化を望まなくなったり、そこまで勇気を持てなくなったりしてしまいます。

違うことをするには勇気が必要なので、敢えてそのようなエネルギーを要する選択もしなくなる傾向もあります。

ただ、ここを超えられたらマインド面で変化が現れる。

私はそれを改めて学びました。

実際、旅行を終えた今は「なんとかなるものだね^^」と思えていますし、こう思えるようになれたことは私の中では大きいです。

 

ただし、です。

これは自分で行動するものには効果を発揮しますが、「子供にこうなって欲しい」とか、他人を変える目標には使えません。

子供の人生は子供自身が決めるものであって、親が設定するものではないんですよ。

親ができることは見守り、祈ることだけです。

でも、多くの親は子供の未来を自分の理想に設定しがち、だからお互いが苦しむのです(苦笑)

子供をどうにかコントールして学校に行かせようとするパターンもそれですね。

その気持ちは痛いほどわかるし、私もそういう時期があったから言えますが、その行動は親も子も不幸にすると私は思っています。

子供にしてみれば、親の目を気にしながら、自分の心の声を無視する苦しい生き方に続けてしまうし、親の立場からすると、良かれと思ってしていることが実は子供を操作していることに気づけない、ということを繰り返してしまうから、です。

 

お子さんが何かを「決めた」時、親としては言いたいこともあるでしょう。

でも、そこで気付いていただきたい。

自分の理想を子供に押し付けていないかを・・・

 

お子さんがどんな思いでいるかはわからないけど、話すことに相当勇気を振り絞ったのかもしれません。

もしかしたら背中を押してもらいたかったのかもしれません。

ちょっとだけ、そんな視点を加えてみるのもありだと思いますよ。

家族の後押しというのは本当に大きいもので、羽ばたく原動力にもなりますからね。

 

お子さんが意志を表明してきた時は、何か言いたい自分に気付くこと。

そして、お子さんの気持ちをまずは尊重すること。

軌道修正は後からでもできるので、お子さんが自ら灯した明かりなら大切にしてあげて欲しいなと思います。

最初の火種がないと燃え上がることもないので、親がその火種を消してしまわないように、その火種は大切にということですね。

 

 

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