この記事は【母】が書いています
【熊本旅行記】も第5回。
今日はメインの目的だったハンドボール観戦について書いてみますね。
とは言っても、ハンドーボールに関しては興味がない方がほとんですよね(苦笑)?
なので、試合がどうこうということではなく、コート外で心に響いたことを2〜3紹介できればと思っています。
選手たちの振る舞いを見ていて、私自身できていなかったな・・・と再認識させられた強烈な出来事もあったので、その出来事を共有することで、あなたのお役にも立てれば嬉しいです。
その前に一言だけ話しておきますが・・・
実は、私は日本戦を観戦しておりません。
主人には「日本を応援しないで、外国のチームを観に行くのかよ」と言われてしまったのですが(汗)、私自身は、応援というよりかは、試合を観る、プレーを観る、だったので、応援という視点はなかったんですよね。
日本人のプレーは実業団の試合などで日本で観ようと思えば観れますし、外国チームの観戦機会はなかなかないですからね。
今回は、観たかった外国チームを最優先しました。
(ただ、一番観たかったお目当ての選手がメンバーに入っていなくて、LIVEで観れなかったのが残念でした💦)
そもそも私は、人混みが嫌いだったり、移動の時間がもったいないと感じたり、並んだり、というのが苦手で、スポーツはテレビ観戦の方を好む人種です。
でも、さすがにLIVE観戦は臨場感がありましたし、試合外のところでの選手の姿から人柄を見れたり、そうしたところに私は温かみを感じましたよ。
こうしたところも醍醐味なのだと今回気づきとしてありました。
さて、早速紹介していきます。
【第一弾】2019女子ハンドボール世界選手権で、「くまモン」選手にイジられるの巻!
毎試合ではないのですが、「くまモン」も大会に来て盛り上げてくれていました。
私が「くまモン」を試合会場で観れたのは、1回だけ。
「くまモン」も同じ日に全ての会場に行けるわけではないですもんね。
観れただけでもラッキーだったと思っています。
しかも、面白い場面に遭遇しましたし(笑)
はい、どんなシーンかというと、タイトルにある通り選手にいじられていました😂
その時の様子を写真付きで紹介すると、、、
ハーフタイムのアトラクション(新体操のバトントワリング版のようなショーでした)の時に、くまモンもバトンを持って登場!
持ち前の運動神経を発揮し、軽快に、踊り始めました。
時には同じポーズを取ってみたり(笑)
(手足が短いし、お腹がポッコリなので、その愛らしい姿にただ癒される❤️)
ハーフタイムで練習していた韓国の選手がくまモンに近づいてきます。
くまモン、バトンを奪われ😵、
お腹を突かれていました😂
そして、バトンを返してくれるのかと思ったら、フェイントをかけられて(笑)
またぷにょぷにょと突かれます。
やっとバトンを返してもらい、
ダンスに戻りましたーー。
観戦しているとこんなおまけもあります。
【第二弾】ファンサービスのサインボールの投げ入れで「ドキッ!」
ハンドボールの大会では、選手が試合前に観客席にボールを投げ入れるファンサービスがあることが多いんですね。
今回のボールは大会で使用するボールよりは小さいレプリカ版で、選手のサインが入っているボールでした(くまモンの柄も入っていたように見えましたよ)
まぁ、私はボールをゲットする運には恵まれなかったんですけど😞、そのファンサービスの際に、ちょっと「ドキッ!」とさせられたシーンがあったので、それを紹介します。
多くの選手は観客席の上段にボールを投げ入れていました。
そして、ボールが飛んだ観客席周辺では、ちょっとした奪い合いも起こっていました💦
で、この時私が目にしたのはある選手なのですが、
その選手は投げ入れる仕草さえ見せず、最前列に座っている方の方に走っていき、笑顔で、手渡しで、ボールを渡していたのです。
ボールを受け取ったその方は「えっ!」というような驚いた様子でしたね(後ろ姿からそう感じました)
その瞬間、
「あっ!ヤバイ!!私できてなかった😰」
私の中にも電流が流れたようなショッキングな感じになり、
「灯台もと暗し」というワードが浮かんできました。
(意味わからないですよね???😂)
どういうことかというと、
「もし、私がコート上にいたらどこに投げるだろう???」
と考えてみたんですよ。
そして出た答えが、
「私はきっと上段の観客席をめがけて投げ入れるだろう」
だったのです。
私は、
「最前列のお客様が目に入っているか?」
というと、全く入っていない。。。
つまり、何が言いたいかと言うと、
私は遠くの方ばかりを見て、近くを見ることを疎かにしていたのではないか?
ということ。
大事なのは両方を見れるバランス感覚と私は思っているのですが、私はこの時、自分は片方に偏りすぎているなぁと感じたのです。
遠くを見ることも必要、近くを観ることも必要。
この行ったり来たりを自分は意識してできているか?
という点で、自分はできていなかったなぁ、とね。
そして、こんなことも考えも出てきました。
スポーツ観戦、コンサート、講演会etc実際、最前列のお客様がもっとも高い金額を支払っているんだよねってこと😂
でも、多くの方は遠くを見て、近くを見ないんですよ。
コンサートとかどうなんでしょう?
アーティストが最前列のお客様に視線を落としてくれることってあるのかなぁ🤔
このような状況の時に、最前列のお客様に注意を払えるというのは私には凄いことのように思えたんですね。
その選手の意図がどんなものだったかはわからないけど、
私には、
「目の前の方にきちんと向き合えているか?」
「目の前の方を大切にできているか?」
「目の前の方を喜ばせることができているか?」
を厳しく問われたように感じたのです。
思いがけずボールをいただけた方の気持ちはどうだったでしょう?
一人の選手が自分の方に笑顔で走ってきて、手渡しでボールをくれたのです。
これから応援したい!と思えるのではないでしょうか?
私なら応援したい選手になりますね^^
人から応援されるというのは、一つのこうした行動であるということ。
意識していないことはそもそも行動できません。
日頃、どんな思いでいるかが行動に現れます。
その思いが「相手」に方向が向いていれば、その行動が出るものです。
ほんの数秒の光景でしたが、
- 自分の目が外ばかりに向いていないか?
- 身近にいる大事な人に気づけているか?
- 些細な小さな繋がりから、ご縁が育まれる可能性もある
- 人と違う考えを持っているか(周りが遠くを観ていたら、自分は近くを観る)
ということに気づかされましたよ。
正直、この気づきは冷や汗に近い気持ちの悪いものでしたが、我が子と同じような年齢の選手から教わることができました。
ありがとうございます!
最後にですが・・・、
ボールを手渡ししていた選手は、くまモンのお腹を突いていた選手ということを伝えておきます。
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