新型コロナウィルスの不安と不登校の不安

不登校 勉強

 

母

この記事は【母】が書いています

 

新型コロナウィルスが広がりを見せてきて、テレビでもインターネットでも情報を見ないという日はありませんよね。

相変わらず、薬局、コンビニではマスクが品切れという状態が現在進行形で続いていますし(2020年2月23日現在)、私もお店にいくとマスクが売っているかを必ず確認してしまいます。

今日はたまたま立ち寄ったコンビニでマスクが売られていたのを見つけ、迷わず購入したところです。

 

不安な気持ちがさらに不安を大きくする・・・

 

これは不登校の不安も同じですね。

今回は「不安」について書いてみようと思います。

 

人は「安心」を求めたい、目に見える「安心」を手に入れたい。

天災や疫病などは自分ではコントロールできません。

それだけに不安は大きくなりますよね。

私たちができることは、情報を客観的に捉えること、日常からいざという時のために準備をしておくこと、だと私は思っています(他にも対策はあると思いますよ)。

 

正しく情報を知るために、テレビやインターネットの情報を見る。

この意識はとても大切なのですが、一方で、その情報を知ることで不安も大きくなってしまうという現象も起こります。

多くの人がマスクを求めているのもその現象の一つですね。

周りが買い占めを始めると「自分も買っておこう」となっていって、どんどん広がってしまうんですよね。

今回コンビニでマスクが売られているのを見て私も迷わず購入しちゃったのですから、これがおそらく大衆の心理というものですね。

 

 

でも、マスクを手に入れたから安心なのか?

というと決してそうではありませんよね。

予防はマスクだけではありません。

マスクよりももっと大切なことは他にもあって、それが

  • 手洗いだったり、
  • きちんと食事を採ることだったり、
  • きちんと睡眠をとることだったり、
  • 出張、旅行を控えることだったり、

免疫力を下げない生活習慣が一番大切なのではと私は思っています。

 

 

マスクを手に入れても他のことが疎かでは意味がありませんし、報道に踊らされて不安ばかりに意識が行ってしまってもよくありません。

不安を感じたら、まずはその自分の不安に気付き、認めて、生活習慣や思考習慣を見直したり、自分でできることはしていく、という姿勢が大切なのではないかと思います。

 

不登校の子供を持つ親の最大の安心は、子供が登校すること

これは、実は不登校も同じ。

今回の新型コロナウィルスに関しては、マスクを手に入れることで少しでも安心したい!と思っている方もいらっしゃるでしょう。

学校に関してもそうで、子供が学校にいくことで親は安心したいのです。

 

そう、私たちは安心が欲しいのです。

 

「人と同じであることに安心を覚える」という日本人の国民性もあります。

学校に行っている安心感というのは、他の子と同じことをしているという安心感でもあるんですよね。

私自身、勉強が遅れる不安とか社会生活を送れなくなるという不安より、人と違うことをしている不安というのが相当大きかったように思います。

 

一人であること、孤独であることは、本当に怖い。。。

人と同じであることに安心したい。。。

 

言葉悪いけど、子供のことより、自分の安心を求めていたのだと思います。

 

その安心が欲しいために、その自分の本心を隠すために、

「将来困るよ」とか、

「自分の我がままばかり言っていては相手にされなくなるよ」とか、

子供に問題があるような理由を持ってきて、言い聞かせようとしていました。

 

これは、人間が持つ無意識の防御みたいなものですよね。

当時の私は必死に自分を守っていたのでしょう。

 

今であれば、当時の私を、

「不安なんだろうな」「安心したいんだろうな」

と思うことができますが、現在進行形だと自分の感情の客観的な分析はできません。

 

ですから、意外とですね、自分ではない子供の方がその母親の本心には気づいていることも多いと思います。

人のことはよく見えますからね😅

私は息子が大学生になったことで、

  • なぜ不登校はこんなに不安になるのか?
  • なぜこんなに学校に行かせたいと思ったのか?

を落ち着いて考えることができるようになりましたし、過去の自分の認めたくない感情もきちんと観察することができるようになりましたが、不登校中はそんな余裕も器もないのが普通で、ただただどうにかしたい!という思いでいっぱいです。

それが普通です。

 

だから、まずは自分が不安であることに気づくこと。

その不安な感情を認めてあげること。

これが、最初の一歩で大切なことだと思います。

 

「不安」を解消するために、私がしているシンプルな習慣

では、不安を解消するために私が心がけていることを書いて終わりにしようと思います。

不安になっている時、人は正しい判断ができなくなるんですよね。

ですので、私は常にフラットな精神状態で物事を考えたい、行動したい、と考えています。

そのために必要なのが、フラットな精神状態に戻る自分なりの方法を知っているということ。

あくまでも私の方法ですので、合う、合わないはあると思います。

それを紹介したいと思います。

 

その1 不安に気付くこと、認めること

まずは、大前提!

しつこいですが、

  • 不安に陥っている自分に気づくこと←これが簡単なようで難しい
  • そして、今、自分は◯◯で不安なんだ・・・と認めること

これだけでも、相当違うと思います。

私は、思うだけでなく、書き出すことが多いです。

そして、自分で書いたものを読んでみるのです。

この書いたものを読む!という行動が客観視となるので、自分を観察しやすくなるんですね。

不安→不安→不安と連鎖させるのではなく、一旦書いてリセットする感じです。

 

 

その2 太陽を見てみよう!

あともう一つ、外に出て、太陽を見てみることですね。

太陽を見ていると、自分の心にも光が流れ込んできて、笑みも出てくるんですよ。

自然の力、太陽の力ってすごいなって思います。

日本は「日の本」の国ですからね。

「どんな時でも、太陽は私たちを照らしてくれているじゃないか!」

私はそんな風に思えてきます。

不安な時って、俯いてばかり。

太陽の存在を忘れていますし、笑うことも忘れています。

 

まとめると、

  • 不安なことに気づくこと
  • 不安なことを書き出してみる。
  • 太陽を見てみる。

これだけです(笑)

 

不安に没頭してしまうと、気付くこと自体が難しくなってしまいます。

だから「気付く」ことが大事なんですよね。

気づければ、その対策の行動を取れますからね。

 

たったそれだけ???

と思われたかもしれませんが、私にとっては良いリセットとなっている習慣です。

 

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