【不登校息子の自動車学校通学実践記 ③】息子、仮免試験にビビりまくるの巻

息子の自動車学校通学記

 

母

この記事は【母】が書いています

息子と私との付き合いは21年。

しかも、息子は小学校2年から不登校で家にいることが多かったので、私が息子といた時間はどれだけ長いかを想像頂けるかと思います。

それだけ側にいれば、息子のことは大概わかるでしょ?

と思われるかもしれませんよね。

はい、私も息子の性格は良くも悪くも知っていたつもりでした。

 

ところが、今回の仮免試験にて、

「そこまでだった?!」

と思われるかも出来事があったんですね😂

 

さて、それはどのようなことだったのでしょう?

 

勿体ぶらずに答えを書いてしまうと、

(え?、こんなにビビリ、チキンだった??)

ということ。

 

どうやら運動系のココ一番という場面は苦手!

 

ということが、今回の仮免試験でよく理解できました。

 

今回は仮免試験での息子の様子をお伝えしていきます。

 

息子のビビリは、運転適正試験の結果も影響してる???

あ、書き忘れていたのですが、入校初日に運転適正試験(筆記試験)なるものがあったそうです。

これがなかなかシビアな結果でして、私は思わず2度見したくらい。

はい、どういうことかと言うとですね、E判定が綺麗に並んでいたのです😂

 

 

通信票で見慣れているけど、あまり見たくない評価を目にし、一瞬ショックに陥りました(笑)

(でも、復活は早いですよ!^^)

 

ただ、息子は、こうした評価は気にしない、信じないタイプで、

「俺のことを勝手に決めつけるな!俺は俺!」

みたいに思う、ある意味、羨ましい部分も持ち合わせています。

 

しかしながら今回は、

「うん、その通り」

と信じることができる部分がきっとあったのでしょう。

 

(E判定だから自分は運転に向かないかもしれない。)

(それを評価されるのが今なんだな。)

と、仮免試験時に、不安要素がワーッと出てきたのかもしれません。

 

息子の不安、緊張が伝わるLINEを一部公開すると・・・

 

 

試験前、試験が終わって発表の間、ずっとこんな感じ(笑)

 

そして、合格発表後はこうなります。

 

 

LINEのスタンプはホントよくできていますよね?

言葉以上に息子の気持ちを表してくれているなぁと思います・

 

息子が本気だったのか?、少しふざけて表現していたのか?は???ではあるのですが、私はむしろ面白くて、楽しんでいたところもありました😊

 

適正がE判定だから悪いのか?〜いえ、いえ、私はそうは思いません!

あなたは「E判定」という文字を目にしたら、どんな気分になりますか?

私の正直な反応は「ガッカリ」でした。

 

 

この私の反応自体が、数値ありきの世界で生きてきた?生かされてしまった?私たち世代の思考の特徴かなとも私は思っているんですね。

まずは、そのことに気づいて、そこから脱したい。

正直、私も一瞬驚いてしまったのですが(汗)、別な考え方だってできるんですよね。

安全運転を第一優先に考える慎重な性格!と考えることもできますし、今後より一層、運転に注意を払うようになる!とも考えることもできます。

どんな意味づけをするか!という、脳トレみたいなものです。

 

そしてもう一つ。

これは、何より、息子の人生にとってのネタにもなるということですね。

これから免許を取る方で、自信を持てないでいる方がいたら、

「E判定でも免許は取れたし、こうして運転もできているよ。だからあなたも絶対大丈夫!自信持って!」

って言えますから。

 

説得力が増します。。。

 

相手を元気付けるネタの取得であり、息子の人生の重要なピースということですね。

 

はい、私が何を伝えたいかと言いますと、

自分のマイナスと思われる部分にも、必ずプラス面があるということです。

どの面から見るかでプラスマイナスが変わります。

物事には良い面も悪い面もあるのが普通なので、一方だけを見るのではなく、均等に見てバランスを取る意識をするだけで思考の癖は変わっていくと思います。

人はある一面からだけ見るクセがあるので、これは意識することでいくらでも改善していけたら良いのではないでしょうか?

 

経験してわかるということがあるという事実

今回思ったことは、「やってみてわかる!」ということがあるということです。

私はここまで息子が慎重だとは思わなかったです。

仮免許試験を通じて、21年間で初めて、こんな一面もあったと気付くことができました。

 

父親的な男性性の観点からだと、

「男なのに、そんなに弱くてどうする!」

という意見もあるでしょう。

 

でも、私はそれでもいいかな。

それが息子の良いところでもあるし、個性でもあるし、どう生かしていくか?ということの方が重要と思えるようになったからですね。

与えられたものを文句を言わず磨いていく!という姿勢の方が私は好きだし、そのような生き方をしている方を応援したい!と思えますから。

 

 

不登校の子供、競争が苦手な子供、我慢をしてしまう子供etcは、評価が当然とされる世界では生きづらいですよね。

資本主義が悲鳴を上げつつあるところにきているとは言っても、まだまだ、数字での評価は重要視されていますし、結果を求める方というのもまだまだ多数いらっしゃるので、環境的にはまだまだキツイです。

でも、これからの未来はつくっていけるものでもあるのです。

 

これからの時間を生きていくに当たって、どんな生き方が良いのでしょうか?

あなたが心が豊かになる世界とはどのようなものでしょうか?

 

この問いは、私は息子が不登校になって、向き合うことが多かったものです。

一般社会から弾きだされた感覚、孤独、不安・・・

こうした闇の感情の中で過ごすことがとても多かったです。

 

どんな世界であったら、息子も私も、不登校の子供達もそのお母さん方も心が軽く生きられるのだろう?・・・

 

これは今も問い続けています。

 

これから変わっていくかもしれないけど、良い機会なので、私が現在望んでいることを書いておこうと思います。

私が望む世界は、

  • 競争よりも協力しあえる世界
  • 和合していく世界
  • 上下意識ではなく、お互いの個性、才能を尊重する世界
  • 損得ではなく、自分の本心に沿う選択が普通になる世界
  • 自分(身内)さえ良ければという気持ちより、人の喜ぶことができる人が増える世界
  • どんな子供も等しく各々の個性が伸ばせる世界
  • 子供達の個性を抑えるのではなく、子供達の才能を引き出そうという意識を持つ大人がいる世界

というところでしょうか?

 

未来を創っていく子供達にはのびのびと才能を発揮して欲しい。

子供達が未来を創造できるように、良き未来を想像できるように、それをサポートするのが私達大人の役目でもあるよね、とも思っています。

 

もし、この文章を読んであなたの心が少しでも動いて下さったのなら、私は嬉しいです^^

未来を創る側に意識を向けていただけたらなお嬉しいです^^

 

なんか、仮免許の話から話が生き方論になってしまいましたが(汗)、この仮免試験をきっかけにこのような考えに行き着いたということですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

実践記はまだありますよ(笑)

 

(続く)

 

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