この記事は【母】が書いています
突然の私事ですが、数日前は久しぶりに気圧の影響を受け、体調が思わしくありませんでした。
はい、これが不登校と何の関係があるの?
と思う方もいらっしゃるかと思うのですが、これが大いに関係ありと思った次第。
それは、母親がどんな気持ちでいるかで家庭の雰囲気が大きく変わるから、です。
体調が悪いと自分がどう感じるのか?
自分の脳内でどんなひとり言を言っているのか?
このようなことを意識して観察していると、ネガティブなことだらけでした(汗)
実際昨日は、午前中は肩、首のハリ、そして、頭の重さに悩まされ、起きていることがままならない状態だったのに、午後には嘘のように体が軽くなり、自分の「やる気」が高まることを実感したんですよね。
普通なら、「あー楽になった」「良かった」で終わらせてしまうところですが、気づきは記事に残しておきます。
今回は母親の体調がお子さんや家族に及ぼす影響について書いていきますね。
母親の体調が不登校の子供に与える影響は大きい
体調が悪いときは、まず自分がしんどいのは当たり前ですね。
脳内でも、怠い、頭が痛い、薬を飲もうか、早く良くならないかな、うー、でも洗濯しなくちゃ、食器洗わなきゃ、という言葉が飛び交います。
いつもは無自覚で流してしまう部分ですが、この脳内会話に気づくことが気づきポイントだったりするんですよね。
口に出していなくても、自分の脳内でしている会話は自分に大きく影響を与えていますから。
でも、意外と、家族であったり、周りの人は、自分のこのような状態は察しています。
つまり、自分の、辛い、しんどい、という目に見える状態も、ネガティブな精神状態も、残念ながら家族にも伝わっているということ。
伝わってしまった結果どうなるかというと、家の中が重く、暗くなってしまうのです。
逆に、体調が良くなると、自分がその嬉しさを感じるから、それが家族にも伝わるということですね。
自分が嬉しいから、家事も軽やかにこなせるし、気持ちは明るいし、自然と笑顔も増えます。
「何普通のことを書いているの?」
と思われました???
今回はですね、ご自身ではなく、ぜひぜひ、周りの立場に立って考えてみていただきたいと思いました。
元気のない家族をみて、あなたならどう思いますか?または、どう感じますか?
笑顔で明るい家族をみて、あなたならどう思いますか?感じますか?
あなたの感情が大きく左右されるのがわかるのではないでしょうか?
何が言いたいかというと、
母親が元気でいる!笑顔でいる!ことは、不登校のお子さんにとっても、家族にとっても大切なこと、ということです。
※本当は家族全員が意識を統一して持つのが好ましいのですが、まずは、母親から変わるのが一番です!
母親が元気でいるために、具体的にできることはなに?
不登校のお子さんがいると、母親の精神状態を保つのはなかなか難しいことですよね。
真面目な方ほどごちゃごちゃと考えてしまうものだし、「あまり考えない方が良いよ」というアドバイスも、正直、役に立つことはありません。
言われれば言われるほど、考えてしまうのです。
私自身が切り替えが下手なタイプですし、自分の中の常識を改める柔軟性が乏しいタイプでもあるので、その気持ちはよくわかります。
でも、体調に影響が現れるというのは、「やり方が間違っているよ!」「自分を犠牲にしているよ!」というメッセージでもあります。
本来人間の体は、普通の生活をしていれば、日常生活を保てる健康は維持できるはずなので。
- 食べ過ぎる
- 飲み過ぎる
- 考え過ぎる
- 忙し過ぎる
- 我慢し過ぎる・・・
○○しすぎた結果、体調に異常をきたすことって多いと思いませんか?
中には、自分でコントロールできない周りの環境とかはありますが(代表的なのは仕事ですね)、ここでは日常の中でできることを紹介したいなと思います。
先にも書きましたが、私は思考の変換が簡単にはできないタイプなので、考え方そのものを変えるという方法は向かないし、できませんでした。
そこで、私が取った方法というのが、外からのアプローチです。
考え方は変えなくてもいい、でも、日常の習慣を少しだけ変えてみよう!という、行動面からのアプローチですね。
自分の良い状態を保つために日常で簡単できることは何か?と言い換えても良いと思います。
これらは、一見関係のないことのように思えるかもしれません。
でも、不登校だけではなく、今後のあなた自身の心身の健康状態に良い影響を与える方法だと思うので、読み進めてもらえたらと思っています。
さて、それはどんなアプローチか?
大きく分けて3つあります。
- 食事
- 睡眠
- 掃除
です。
以下、説明していきますね。
食事
食事といっても、どんな食事が良いのかというのは体質にもよるし、一概に○○が良い!というのはないと私は思っています。
一日3食、一日2食、一日1食、ベストな食事の回数も人によって異なりますよね。
それから、有機野菜の食材にこだわる方もいますし、食生活が菜食主義やビーガンの方もいらっしゃいますよね。
食に関心を持ち、大切にすることはとても良いことだと思います。
しかし、です。
ここまでいろんな経験を経てきて、今の私は一日何食とか、食材云々とかよりも、どんな「思い」を持って作るとか、どんな「思い」でいただくか、ということの方が、体に及ぼす影響が大きいと思うようになりました
確かに、良いものを口にした方が良いとは思いますよ。
実際、数年前の私はそう思って食材にこだわり、取らないものを決めたりもしていましたね。
そして、かなりガチガチにもなりました(苦笑)
でも、今はちょっと違うかな?
それは、食にこだわりがあまりに行き過ぎると、人の見方やものの考え方にも偏りが生じてしまういうことに気づいたからなんですね。
偏ってしまった結果、「良い」「悪い」の2択で判断しがちになってしまうのです。
それが食だけで収まれば良いのですが、人に対しても現れてくるところがあるから厄介・・・。
なんとなく裁かれているような感じを受けてしまって、食べることを楽しめなくなってしまった私がいました。
「なんでそんな気持ちになるのだろう???」
考えたどり着いた答えは、私は「良い食材」ではなく、「優しい思い」を求めていたのではないか?ということだったのです。
- お母さんが家族が元気であるように愛情を込めて作るご飯
- 運動会や大会で頑張って欲しくて、応援の気持ちを込めて作るお弁当
- 友人におもてなしをしたくて、何が良いかなぁと一生懸命考えて作るご飯
このようなご飯ですね。
私なら、作ってくれた方の気持ちが入っているほど、感動するし、嬉しくなります。
一番は良い食材を使って、相手に喜んでもらえるよう、元気になってもらえるよう、思って作るのが良いでしょう。
でも、私は食材よりも「気持ち」の方が大きいかな。
はい、何を伝えたいのか?(汗)
食事を作るときは、お子さん、家族に気を向けて作りましょ!ということ。
面倒くさい、イライラしながら作る、考え事をしながら作るetc
知らず知らずのうちにしていないでしょうか?
作り手の思いが食卓に並ぶということをイメージしていただきたいですね。
イライラして作ったらイライラが料理に入るし、面倒くさいと思ったら面倒くささが料理に入ります。
悩みながら作ったら悩みが入ってしまうのです。
どうでしょう?食べる気が失せてしまいませんか?
そいういうことなのだと思います。
自分の中の小さな積み重ねが、自分を元気にし、家族を元気にしていきます。
食事をいただくときも同じですね。
作ってくれた方の「気持ち」を感じることをしてみれば、今までとは違うと思います。
作ってくれた方の中には生産者さんも入りますね。
全く知らない方であっても、あなたに元気になって欲しい!という理念を持って、作っているのかもしれませんよ^^
良いものを感じながら、楽しく、食事ができたら、それが最高の食事と私は思うようになりましたね。
睡眠
食事と同じく、人間は寝ないと生きていけません。
でも、子供の不登校で精神が疲れていると、不眠になるケースもあるし、眠りが浅いと感じている方もいらっしゃるかと思います。
たとえ短時間でも熟睡できれば・・・と思っている方もきっといらっしゃることでしょう。
私も眠りの浅さでかなり苦労した経験があるので、睡眠の大切さもよーくわかっています。
多くのお母さんは、頭が悩みでいっぱいで、寝るときも
「明日も学校に行かないんだろうな・・・」
などと考えながら寝てしまうことが多いと思うんですよね。
私自身がそうでしたし、これは「考えるな」と言われても無理です。
ですけど、ここは一つ、布団に入ってからは妄想でいいので、楽しいことを考えて寝る意識を持ってください。
それと、意外と効果があるなぁと私が実感したのが、半身浴です。
整体業をしているほとんどの方は、半身浴であったり、20分くらいの入浴を勧めますね。
半身浴が良いのはわかるのですが、私はせっかちというか、じっとしていられないというか、ボーッと入浴している時間を勿体無いと思ってしまうタイプです(泣)
だから、半身浴の話は返事だけして、取り組んでいませんでした(苦笑)
そんな私が現在は毎日半身浴を楽しんでいます。
半身浴の20分は、Youtubeを選んで観ていますよ。
この記事を書いている段階で半身浴を始めてから実はまだ3ヶ月目ですが、効果は感じております。
半身浴だけの効果ではないかもしれませんが、私に起こった変化として、
- 頭痛薬を飲む機会が減った
- 朝まで熟睡できる日もあるようになった
- 肩こり、頭重を感じなくなった
ということがあります。
安眠効果はあるんじゃないのかなと私は感じていますね。
はい、私が睡眠に関して伝えられることをまとめると、
- 寝る前だけは楽しいことを妄想する
- 入浴は20分くらいの半身浴にする
です。
自宅でできることなので、ぜひぜひやってみてください!
掃除
最後は掃除ですね。
綺麗な部屋と汚い部屋どっちが良い?
いうまでもなく、綺麗な部屋ですよね。
ただ、家族と暮らしていると、物を捨てることができなかったり、自分の思う通りに整理ができなかったり、息子の部屋のあまりの汚さにそーっと扉を閉める時もあったりします(笑)
「部屋の状態が心の状態を表す」とも言われていますが、「そうかもしれない」と思うところはありますね。
確かに、家の中の雑然と置かれているものや髪の毛や埃を視覚が捉えてしまうと、意識がそちらに向き「片付けないと」「掃除しないと」とい義務的な感じに襲われ、やる気が萎えてしまうところはありますから。
反対に、目に見える部分だけでも整理すると、頭もスッキリ回転するように感じます。
あながち嘘ではないのではないでしょうか。
ですから、外からのアプローチとして、目に見えるところから整理して、丁寧に掃除をすることは結構オススメです。
明らかに家の雰囲気が変わるので、実感しやすいですね。
それと家の匂いです。
面白いもので、家庭ごとに匂いって違いますよね?
ただ、自分が住みながらだと、匂いは感じにくいのも事実。
自分でわからなかったかつての実家の匂いも、自分が家を出ることで「こんな匂いだったんだぁ」と感じたことを思い出します。
臭い家の印象を与えるのは避けたいなぁと私は思っているので、換気もしつつ、時にはアロマやお香の力を借りたりもしています。
まとめ
今回は、目に見えないものを扱ったために、話がわかりづらかったかもしれません。
でも、誰もが感じているものとわかっていただけたのではないでしょうか?
目に見えないから意識せずに流していることって多いんですよね。
- 食事に込められている作られた方の思い(生産者さんも含みます)だったり、
- 寝る前の自分の脳内の会話だったり、
- 整理された部屋から生じる空間の影響力、匂いだったり、
これらのことを「意識する」というだけもかなり違うと思います。
大切なのは、こうしたことも利用しながら、まずは母親であるあなたが元気に充ち満ちること!
そのことをお伝えしたく、書いてみました。
また、長くなってしまいました。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
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