この記事は【母】が書いています
大学3年次の成績発表も終わり、何とか今年も単位を落とさずに終了することが決まった息子です。
選んだ大学が息子にはとても合っていたようで、現在のところ選択が吉と出ている様子。
こんな息子を見ていると、
「過去の学校での評価って何の意味があるんだろう?」
と思わされます。
正直、私は「数字」や「評価」に反応しすぎました・・・。
とは言っても、
数字が重視された時代、結果を求められる時代を生きてきた私ですから、切り替えることはそう簡単なことではないんですよね。
ただ、時代は変化しつつあるので、だからこそ、新しいことも受け入れ、融合していく必要もあると思っています。
何が言いたいかというと、
学校の評価はさらっと参考にする程度で、信じる必要はないということ。
通信表、テストの点数、模擬試験の評価などは、やっぱり親は気になるし、他の子供達と比較もしてしまいます>_<
本当は、自分の子供にしかない才能、特性、強みがあるのに、です。
私もそうした評価に馴らされてしまっていたので、いざ、数字の評価を見ると昔の意識のまま無意識で受け止めてしまうところがありました。
今回、息子が自動車学校に通うことになりましたが、平成世代?の行動という洗礼をまた受けた感じで、学ばされましたよ^^
自動車学校を決めるに当たって、時代を反映した主人の考え方と息子の考え方の違いがモロに出た感じです。
「触るな!危険!」
主人のこの空気感が久しぶりに我が家に流れました💦
学校という名のつくものは、それなりに何かが起こるものなのでしょうか?
今回は自動車学校の話になります。
不登校であっても、免許は取るというお子さんは多いでしょう。
息子のケースが参考になれば幸いです。
では、自動車学校に通う息子の様子をお伝えしていきます。
学校は学校でも目的意識が全く違うのが自動車学校
同年代の息子の友達は早々に免許を取得している子が多く、息子も友人からいろいろ話を聞いていたようです。
その中でみんな共通して出てくる言葉というのが、
「面倒くさい・・・」
「通うのが怠い・・・」
という声💦
最初は毎日のように通うのだけれども、次第に間隔が空いて通うペースが鈍ってくるという声が多かったですね。
そして、自分なりの期限が迫ってきて、焦って通い出すというパターンがほとんど💦
免許の取得期限が迫って焦って通い始めたという強者もいました。
この気持ち、確かにわからなくもない(苦笑)
私も同じように感じたのでね😅
人一倍引きこもり傾向の強い息子は、自分の性格のこともよく考慮した上で、通信制高校の同級生と一緒に、隣の県にある合宿制の自動車学校に通う計画を昨秋から立てていました。
自宅からだとおそらく自分の性格では通わなくなる・・・
だから、強制的に取らざるをえない環境に入ってしまおう!という考えです。
この考えには私はちょっと驚き。
「毎日学校が決めるカリキュラム通りに受講することは無理でしょ?」と😅
(本当はこんな風に思ってはいけないんですけどね、これが私の正直な気持ちだったのです。)
2週間強頑張れば、免許が取れる!
運動神経が決して良いとは言えない息子ですが、結構車は好きなで乗りたいMT車があるみたいです。
2週間我慢すれば、あとは40年、50年は車を運転できますしね、「取らない選択」はなかったようです。
自分で必要と思れば、学校でも通うことができる。
学校と自動車学校との違いはそんなところなのでしょうね。
息子が選んだのは通学型の超短期(最短16日)コースなのですが・・・
友人と合宿免許にいくことに合意し、昨秋から友人と予定を突き合わせをしたりをしていたのですが、春休みは高校がまとめて予約を入れてくるらしく、予約が取れないという状況になっていました。
さてどうする???
春休み中に取るなら、市内の自動車学校に通うことになります。
息子は市内の自動車学校で短期集中コースがないかを探し、合宿と同じ16日で取れるコースを見つけ出しました(A校とします)。
説明を聞くためと学校の雰囲気を見るためにA校に行った息子。
その場で予定表も提示してくれて、受付の対応はとても良かったようですね😊
学割やその他の割引サービスもあって、仮予約までして帰ってきました。
(ここで、私は正直安心してしまいます。。。)
ところが、
ここで、良い意味での息子の慎重さが顔を出すんですね。。。
この段階になって、口コミやら評判やらを気にし始め、ネット情報を真剣に探し始めたのです。
本当は先に調べておくべきことではあるのですが、その時はそこまで真剣ではなかったのかもしれません。
いざ通う!となって、本気度が増したのでしょう。
どうやら、A校の口コミで気になるところがあるらしく、私の友達の子供でA校に行った人はいないか?ネットの口コミよりも実際に行った人の声を聞きたい、と言ってきました。
できれば短期で取りたい。
でも、どんな教官なのかも重視したい。
この葛藤ですね。
学校に通う上で先生が大きく影響してくるというのは、息子自身が経験からわかっていること。
不登校経験者にとって、先生、教官は重要な判断基準なのです。
このような状況の中、息子は、
「短期プランをご用意しております、詳しくはお問い合わせください。」
というB校を見つけます。
このB校は、運よく、私の友人の息子さんが卒業したばかり。
話を聞いたところ、
「悪い評判の先生は特にいない。みんな優しいよ。」
「ただ、車がボロい。コースが坂が多くて、MT車は心臓に悪い・・・」
とのこと。
「悪い評判の先生は特にいない。みんな優しいよ。」
これ、これ、息子が重要視するところなんですよねー。
この時点で息子の心はB校に傾いていましたね。
そして、B校にも説明を聞きに行って、A校と同じ16日でMT車の免許が取得できることを確認してきました。
さあ、当然のように、息子はB校に変更したいと言い出しますよね?
「何も問題ないんじゃない?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれないのですが、この変更がですね、主人の怒りに火をつけることになってしまったのです。
世代間の違いを象徴する息子の言い分と主人の言い分
「え?」
「何が問題なの?」
そう思われましたか?
これが世代間のズレみたいなものなんですよね。
昔から我が家ではよくありました・・・。
親の価値観を子供に押し付けてしまう癖ですね。
子供のためを思っての行動が裏目に出て、関係性を悪くしてしまうというアレです。
主人の心の声は、私にはよくわかるんですよ。
- きちんと予定表まで出してくれている
- 仮予約もしている
- そこまでしてくれているのだから、そこにお世話になれ!
「相手を立てる」のが主人なのです。
この違い、なんとなくでも感じていただけますか?
主人は、
「A校でいいじゃないか!」
「もう仮予約しているし、向こうは待っているだろ!」
と、なんて我がままなんだと言いたげです。
確かに、、、
私も基本的には主人よりの考えでしたし、
「ここまで来て変更???」
とは思ったんですけどね(汗)
ただ、通うのは息子なので、息子が通えるところがベスト。
A校への断りの電話、B校の申込手続き云々は全て自分でするようにだけ伝え、あとは任せました。
こんな感じで、息子は2020年、2/19に、B校に入校しました。
さて、いよいよ、免許取得に向けて16日間通えるか?ですね。
(続く)
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